みなさんは、葉緑体というものをご存知ですか?
植物などに入っている、緑色の物質です。太陽光エネルギーと二酸化炭素を取り込み、酸素を生み出す、小学校の理科で馴染みのある物質ですね。覚えている方も多いのではないでしょうか。
さて、この葉緑体。僕たち人間、というより生物全般にとって非常に有効なものであるわけです。呼吸をするのに必要な酸素を生み出してくれるのが、葉緑体です。我々は、酸素を体に取り込み、活動エネルギーと二酸化炭素を生み出しているのです。
少し難しい話をすると、自然界は葉緑体のような物質が(太陽エネルギー+二酸化炭素)を材料に(酸素)を生み出し、別の物質が(酸素)を材料に(エネルギー+二酸化炭素)を生み出し活動しています。
つまり、僕たちにとって葉緑体を持つ植物は無くてはならないものだし、植物にとっても僕らの吐く二酸化炭素はなくてはならないものです。大きな枠組みの中で補い合って生きているということです。
ところで、ここでナメック星人について考えてみましょう。
地球から遠く離れたナメック星に住む、肌が緑色の人間です。彼らの肌に葉緑体が含まれているとしたら・・・。これが成り立つならば、彼らはとてつもない存在ですよ。
ナメック星人が呼吸をすると、当然二酸化炭素が出てきます。僕たち地球人はただ吐くだけですが、ナメック星人たちはそれらを使って酸素をつくることができます。ナメック星人は先程説明した自然界のサイクルを一人の人間で行っているのです。
太古から自然界は幾度に渡る変化を経て、時には淘汰されつつも、少しずつ進化してきました。彼らが手をかざすだけで体力を回復するといった不思議な能力を持ち合わせているのも、その背後にある壮大な能力による淘汰の賜物だと、納得できるってもんです。神は二物を与えることもあるのです。
そんな尊重されるべき崇高な民族なのに、某ドラゴン漫画でやられキャラとはどういうことだ!
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