2010/04/26

みどりのいきもの

みなさんは、葉緑体というものをご存知ですか?

植物などに入っている、緑色の物質です。太陽光エネルギーと二酸化炭素を取り込み、酸素を生み出す、小学校の理科で馴染みのある物質ですね。覚えている方も多いのではないでしょうか。

さて、この葉緑体。僕たち人間、というより生物全般にとって非常に有効なものであるわけです。呼吸をするのに必要な酸素を生み出してくれるのが、葉緑体です。我々は、酸素を体に取り込み、活動エネルギーと二酸化炭素を生み出しているのです。

少し難しい話をすると、自然界は葉緑体のような物質が(太陽エネルギー+二酸化炭素)を材料に(酸素)を生み出し、別の物質が(酸素)を材料に(エネルギー+二酸化炭素)を生み出し活動しています。

つまり、僕たちにとって葉緑体を持つ植物は無くてはならないものだし、植物にとっても僕らの吐く二酸化炭素はなくてはならないものです。大きな枠組みの中で補い合って生きているということです。


ところで、ここでナメック星人について考えてみましょう。

地球から遠く離れたナメック星に住む、肌が緑色の人間です。彼らの肌に葉緑体が含まれているとしたら・・・。これが成り立つならば、彼らはとてつもない存在ですよ。

ナメック星人が呼吸をすると、当然二酸化炭素が出てきます。僕たち地球人はただ吐くだけですが、ナメック星人たちはそれらを使って酸素をつくることができます。ナメック星人は先程説明した自然界のサイクルを一人の人間で行っているのです。

太古から自然界は幾度に渡る変化を経て、時には淘汰されつつも、少しずつ進化してきました。彼らが手をかざすだけで体力を回復するといった不思議な能力を持ち合わせているのも、その背後にある壮大な能力による淘汰の賜物だと、納得できるってもんです。神は二物を与えることもあるのです。


そんな尊重されるべき崇高な民族なのに、某ドラゴン漫画でやられキャラとはどういうことだ!

2010/04/20

「建築をめざして」



こんばんは、アキレスです。

ル・コルビュジエの「建築をめざして」を読了しました。


コルビュジエと言えば建築業界では知らないものはいない、
自転車界のアームストロングのような超有名人です。


そんなコルビュジエが書いたこの本。

「住宅は住む為の機械だ。」とコルビュジエは言い切ります。機械には目的があります。飛行機は飛ぶ為ですし、船は水の上を進む為です。

では住宅の目的とはなんでしょう?コルビュジエさんによれば「調和を可視化すること」が目的とのこと。大工さえいれば「建物」は建てられるけど、それは「建築」じゃありません。自分の心をワクワクさせる数学や美学に基づく「何か」があってこそ「建築」であり、芸術なのです。

コルビュジエの作品の原点がここにあるような感じで、流石に古くささを感じざるを得ない点はいくつもありましたが、19世紀の始めの本とは思えない内容に戸惑いながら読み終えました。

学問ってのは昔の発見が今の当たり前になることを繰り返していくようなものだと思っているので、この内容が新鮮に感じるということは僕はまだ当たり前の部分にすら触れていなかったのだな、と感じてちょっと凹みました。

コルビュジエの建築の原点ここにあり、という印象でした。

2010/04/14

文章でできること。



ブログを始めてみます。


未だ目的は定かじゃありませんが、
文章でできることを探っていってみたいと思います。


まずは読書感想文かな。